GS CALTEX — BUSINESS CH.04 / POLYMERKREN

GS CALTEX BUSINESS — CHAPTER 04

POLYMER

年産98万トン、1988年のHIPRENEからMFCまで——
第四章、気体が素材になる。

オレフィンが 残した 二重結合が、 手をつなぐ。 一つだけなら 気体—— 数万個が つながると、 素材になる。

ORIGIN

名前の意味は
「多くの部分」

ギリシャ語のpoly(多くの)meros(部分)から——ポリマーとは文字通り、多くの断片からできたものを意味する。日本語の「重合体」という言葉も同じことを語っている:物質が幾度も結ばれ、重なり合う。

一つのエチレンはただの気体分子にすぎない。数万個を鎖状につなげば、まったく別のものになる——フィルム、容器、車の部品。断片が積み重なって性質になる化学だ。

01 — MONOMER

今はまだ、
散らばった断片

エチレンとプロピレンは、ポリマーを構成する代表的な単量体(モノマー)だ。エチレンはポリエチレン(PE)の、プロピレンはポリプロピレン(PP)の主要原料になる。

01 — POLYMERIZATION

触媒に出会うと、
手をつなぐ

単量体を触媒によって繰り返し結合させ、長い鎖状の高分子にする過程を重合という。触媒と工程条件を調整することで、用途に必要な強度・柔軟性・透明度など多様な物性を実現できる。

01 — PELLET

気体だったものが、
手に取れる粒になる

重合を経て生産されたポリマーは、加工と輸送がしやすいよう小さな粒状のペレットに成形される。ペレットはその後、成形・加工の過程を経て、包装材・容器・パイプ・自動車部品・家電製品など多様な製品の素材として活用される。

POLYMER 980K TONS / YR

02 — CAPACITY

三つのポリマーライン、
合わせて年産98万トン

ポリエチレン 500
コンパウンド 300
PP 180
単位:千トン/年500 + 300 + 180 = 980
PESINCE 2022 · MFC

ポリエチレン

0K tons / yr

ポリエチレン(PE)はエチレンを重合して生産する代表的な合成樹脂だ。GS Caltex はCPChemのAdvanced Dual Loop(ADL)工程を適用し、年間50万トンの高密度ポリエチレン(HDPE)を生産している。生活用品から包装材・パイプ・建築および産業用素材まで、幅広い分野に活用される。

生活用品包装材パイプ産業用素材
COMPOUNDENGINEERED PROPERTIES

コンパウンド樹脂

0K tons / yr

コンパウンド樹脂はPPなどの合成樹脂にゴム・充填材・添加剤などを配合し、特定用途に必要な物性を実現した素材だ。剛性・耐衝撃性・耐熱性など多様な特性を実現でき、自動車内外装材や家電製品部品など幅広い分野に活用される。

自動車内外装材家電製品部品産業用素材
PPSINCE 1988 · HIPRENE

ポリプロピレン

0K tons / yr

ポリプロピレン(PP)はプロピレンを重合して生産する代表的な合成樹脂だ。GS Caltex は1988年にポリプロピレンの生産を開始し、年間18万トンの生産能力を備え、多様な用途と特性に合わせた製品を生産している。食品容器・フィルム・繊維をはじめ、自動車・家電など幅広い分野の素材として活用される。

食品容器フィルム繊維自動車 · 家電素材

03 — TECHNOLOGY

蓄積した技術を土台に
多様な高機能素材を開発する

GS Caltex はポリマー事業で蓄積してきた研究開発力を土台に、多様な用途と顧客ニーズに合わせた高機能素材を開発している。

LFT長繊維強化熱可塑性樹脂

LFT(Long Fiber Reinforced Thermoplastics)は熱可塑性樹脂を長繊維で強化し、機械的・熱的特性を高めた複合素材だ。優れた剛性と軽量性を土台に金属を代替できる素材として活用され、自動車部品など多様な分野に適用される。

LOW-CARBON MR低炭素MRコンパウンド樹脂

廃プラスチックを機械的にリサイクルした原料を活用して生産するコンパウンド樹脂だ。GS Caltex は2010年から低炭素MRコンパウンド樹脂を生産しており、自動車・家電・生活系廃プラスチックを活用した高品質リサイクル素材の開発と供給を拡大している。2025年には廃自動車プラスチック素材の全バリューチェーンについて、アジア初のRecyClass認証を取得した。

04 — HISTORY

1988年のポリプロピレンから
ポリエチレンと高機能素材へ拡大してきた

1988
ポリプロピレン事業を開始ポリプロピレン生産を開始し、継続的な技術開発と設備拡張を通じて事業基盤を築いた
1998
大徳(テドク)中央研究所が完成研究開発力を強化し、多様な高機能ポリマー素材の開発を拡大した
2001
プロピレン自給基盤を強化精製の高度化工程で生産されるプロピレンを活用し、精製とポリマー事業間の連携を強化した
2022
ポリエチレン事業を拡大MFC稼働とともに自社生産したエチレンを原料に、年間50万トン規模のHDPE生産を開始した。これによりオレフィンからポリマーまでつながる事業競争力を強化した

05 — GLOBAL

国内で蓄積した技術と生産競争力を土台に
グローバル市場へ事業を拡大している

GS Caltex は国内の生産拠点と研究開発力を基盤に、中国・チェコなどの海外生産法人を構築し、コンパウンド樹脂事業のグローバル競争力を強化してきた。自動車・家電などグローバル顧客の需要に対応し、現地での生産と供給能力を継続的に拡大している。

0M USD

ポリマー事業全体の売上AS OF 2025

0K tons

年間販売量AS OF 2025

0plants

海外現地法人CHINA ×2 · CZECHIA · MEXICO

麗水 · 晋州工場大徳研究所廊坊蘇州カルビナーモンテレー重慶東京

精製工程で生産された原料は高品質ベースオイルへとつながる。 次章では精製の高度化工程で生産された未分解油を原料に、高品質潤滑油の基礎原料を生産するベースオイル事業を見ていく。